京橋・銀座界隈 | 江戸歌舞伎発祥、大根河岸、銀座出世稲荷 | |
日本橋を発ってまもなく、高速道ガード脇に江戸歌舞伎発祥之地碑、京橋 大根河岸青物市場碑が見える。猿若中村座が櫓をあげた地だ。やがて京橋。 京橋川は埋め立てられ親柱のみ残る。明治5年の大火の翌年、京橋から新橋 の街並は煉瓦造り2階建てバルコニー付きに統一され一新。文明開化の街に なった。 銀座四丁目交差点の銀座三越6階には銀座出世地蔵尊が祀られている。こ の地蔵尊は、明治の初め、三十間堀で出世。現三越裏手辺りに安置されたが 、御利益ありと大評判になって堂宇も建った。が、関東大震災、戦災で行方 不明に。戦後、元地で発見。そこはキャバレー美松。その美松が閉店して、 後に銀座三越に。地蔵尊は三越6階の住人になった。まさしく出世。この交 差点(尾張町四辻)の向こうは尾張町、竹川町、出雲町、新橋と続いた。現在 、銀座鳩居堂地は路線価日本一。地価も出世。尾張藩の埋め立て地だったの に。 |
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銀座三越前の交差点。和光に銀座三越。この6階に銀座出世稲荷。 |