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更新 令和8年8月1日
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故内田柳汀 銀座展出品作
令和5年8月

令和7年8月18日逝去

 あら盆の白提灯を畳みけり 桂信子
 7月の終わりに昨年8月に亡くなった妻の一周忌を済ませた。並行して新盆(にいぼん。あらぼんとも)の準備で祭壇をしつらえた。仏壇と直結。ホオヅキ飾りを上に、菩提寺から賜った「如以甘露灑」「除熱得清凉」「如従飢国来」「忽遇大王膳」を吊した。それに納戸から出てきた蓮の葉飾りを両脇において、過去帳と先祖代々の位牌を並べて置いた。それにいつものごとく午にナスキュウリの飾り。仏間が華やいだ。我が町は8月盆。昨年旅たった家内が始めて帰ってくる。それが新盆だ。漱石も「新盆の畳の上の埃かな」と詠んでいるが、新盆には静けさと慌ただしさが混在している。安住敦は「新盆の妻のまはりにすわりけり」と詠んでいるが,我が家には妻のまはりを囲む人はなく、妻の前には悲しいかな我一人だ。たった一人の我が家に帰ってくる亡き妻も寂しかろう。すまぬと謝りつつ感謝したい。家を出ることなしに「新盆の家に灯りて誰もをらず」(波多野爽波)にならぬようにしよう。一年ぶりに妻は帰ってきたのだから。盆は15日で終わる。送り火焚いて、それから片付けだ。祭壇を片付け白提灯を処分。が、我が家の吊し提灯は白提灯ではなかった。が、処分したはずの白提灯が梱包されて納戸にあった。家内が自分用にと残したのかもしれない。祭壇を畳む。飾り物を片付ける。そうしながら、私は寂寥感と孤独感に苛まれるであろう。桂はそれを「畳みけり」という下の句に込めた。新盆後の我が心境を予告しているようだ。桂信子、昭和から平成にかけて活躍した俳人.大袈裟な感情表現をしないが、不思議と人の心に響く。

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 ★平成31年4月28日 HP リニューアル
 まだ工事の過程です
 起ち上げて23年経過したHPを3回目の大規模改修
 上右の写真は我が書斎から見える富士です。
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